本命が見つかるまでは複数の女性と交際した方が良い

本命が見つかるまでは複数の女性と交際した方が良い

本命メル友選びのコツ。

すでに実践している人もいるかもしれないが、本命のメル友が見つかるまでは複数の女性をメル友にすることだ。

理由は、掲示板に顔写真を貼っていない女性が多いからだ。なるべく裾野を広げ、候補者を多くキープしておく。メル友といえ男女の関係であることにかわりはないから、どうせなら綺麗な女性がいい。三、四人の女性を相手にし、その中で一番綺麗な女性を相手に選ぶ。狡猾なやり方だが、誰も傷つけずにやれば問題ない。

俺はかつてメル友選びに無頓着で、相手がひとり見つかった段階でその女性に決めてしまった。ところが送られてきた写メを見てこれは失敗したと思った。朝晩メールを送る気が失せ、狡猾なやり方だが職場で彼女ができたから終わりにしたいと偽りの言葉を書き送る。

もともと友達の紹介で初めて出会い系に来てメル友を探したのだ。俺はグチではないが、その失敗談を友達に聞かせた。

「なんで複数の女の子を相手にしなかったんだ」

友達の呆れたような目。

「複数を相手にするって・・・そんなの大変じゃないか」

「企業の説明会だって複数社応募するだろう? それと同じだよ。俺は六人いっぺんに相手したことがある。六人相手にすると言ってもしょせんメール。いっぺんに会話することもないし順番に処理すればさばけるものだよ。その中で一番きれいなお姫様をゲットするんだ。といっても相手から気に入られないといけないから駆け引きが大変だがな」

なるほど。

俺はふたたび出会い系に舞い戻り、派手にメル友募集をかけ、四人の女性と並行してメル友関係を結ぶことに成功。うちひとりは掲示板に写真を貼っていたが普通の顔。他の三人からも写メをもらい、一番綺麗な女性を本命にした。

草津市に住む家事手伝いで、琵琶湖沿いの旅館経営者の娘だという。これは逆玉の輿も夢じゃない。

彼女ひとりに前エネルギーを注いで猛烈なアタックを繰り返した。ここで踏ん張れなければ男じゃない。

そして何とかデートの約束を取り付けた。

「君の旅館で三泊くらいさせて」

「無理しなくていいですよ・・・。汚い旅館ですし」

「旅館とラーメン屋は汚いほうが美味しい」

「面白い人ですね」

会いに行ったけど、旅館は本当に汚かった。笑。

今では週末に彼女の旅館をラブホ代わりに使っている。

旅館は汚いけど彼女は綺麗。吉行淳之介の小説の主人公になったような気分になり、趣があっていい。

ちなみに彼女の実兄が旅館の跡取りらしく、玉の輿の夢は湖に消えたが、妹の彼氏ということで可愛がってもらっている。昼間から部屋で乱れても見て見ぬふりしてくれるから都合がいい。

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