薄いブルーのブラジャーをむりやり押し上げたら乳がプリンとこぼれてきた。僕はその乳を揉みながら、無心になって乳首をチュバチュバと吸う。
いい乳だった。僕の人生、この乳があれば十分かもしれない。
「ねえ? 私と付き合って良かったでしょう?」
「うんうん。良かった。良かった」
乳と戯れる。乳首が少しずつ勃ってくる。僕は目を閉じてそのいやらしい突起物をしゃぶり続けた。
ふと目を開けて出会った頃を思い出してみる。
彼女は札幌市に住む二十四歳のアルバイターで、出会い系で知り合った。セックスする相手が欲しくて出会い系に来たところ逆ナンパされた。写真を見るとスケベっぽい目をしたヤリマン風。過去の経験人数も豊富そうで、もしかしたら危ないバイトをしているのかもしれない。何度かメール交換した。
「僕のどこが気にいったの?」
「可愛いところ」
「僕みたいな男が可愛い? どうかしている」
「私のセフレにならない? 後悔させないからさ」
プロの女性じゃないかと警戒したが、メールとか電話で口説かれて札幌市内で会う。セックス目的で会うわけだから当然即セックス。彼女は肉食系なのか快楽追求に貪欲で、最初から凝ったプレイをしかけてくる。
「立ちマンやろう。片方の脚を抱えて」
僕も欲求不満がたまっていたから性欲に火がついてプレイにのめりこむ。といっても性的に未熟な男は挿入よりもまず女性器が見たくなるもの。しゃがんで脚を持ち上げ、複雑な部分を観賞。丘の毛は薄くラビアはめくれあがり、淫口からはトロ汁がにじみ出ている。その淫らな肉食系マ○コに我を忘れ、狂ったように舐め続ける。
「いつまで舐めてんの。いい加減挿れて」
立ちマンは初体験だが、立ったままだと膣の締め付けが凄いことがわかる。圧しつけられた乳の柔らかみと濃厚なディープキスとで快感電気が稲妻のように流れ、すぐに射精信号が点滅。
「ごめん・・・もう出そう。お願い。ベッドで出したい」
ベッドに倒れ込み、トイレに駆け込むような思いで正常位挿入。
「あッあッあンッ! アァアアアッ!!」
気持ちよくて死にそうだから僕も声を出す。
「ううう。いいよう・・・ああ!」
直前でペニスを抜いて腹に射精。
「ごめん」
「ふふッ! もっとリラックスしていいのに。ちょっと待ってて。お腹洗ってくる」
バスルームへ歩いて行く彼女。全裸の後ろ姿がたまらない。腰のくびれ。丸い尻。背中の中程まで垂れた妖しいロングヘア。射精したばかりなのに勃ってくる。
彼女はプロではなく普通に生活しているアルバイターだということも明らかになった。彼女のようなわかりやすいセフレをゲットした僕は幸せというべきで、彼女に逆ナンパされてよかったと思う。それから彼女とのセックスに夢中になる日々。
ひとつだけ不安があるとしたら、いつ捨てられるかわからないとうことだ。話を聞いていると、どうやら複数の男性と交際している節もある。
―いつ別れが来るかわからない。今のうちにせいいっぱい楽しんでおこう―
僕はまた目を閉じて、そのいやらしい突起物をしゃぶり続けた。